Technology of high quality

ご挨拶

 平素は、テクノサーキット株式会社をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。私どもを支えてくださっている、お客様と協力会社の皆さまに厚く感謝を申し上げます。

 1992年当時の私が、独立して会社を設立したそもそもの理由は、「お客様本位に徹した仕事がしたい」という思いがあったからです。ただ、私が言う「お客様本位」や「お客様のため」という言葉の意味は、「お客様のおっしゃることを、ハイハイと聞いてその通りにする」ということではありません。洞察力や想像力を働かせ、お客様にとって本当の価値を提供・提案することが肝心です。だからこそ、お客様の得た価値の一部を当社の分け前として頂くことで、事業を継続させることができるのです。

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 時代や市場の動向を気にするよりも、お客様をしっかり見て、それぞれに対してピッタリの基板を提供し続けることが事業の要です。それを継続させるためには、協力会社様との信頼関係が不可欠です。そして、信頼関係を築くには、「嘘をつかない」、「ごまかさない」、「間違ったことをしない」ことが基本だと、いつも肝に銘じています。

 創業して以来、他の業種には手を出さず、基板という分野だけを狭く深く掘り下げてきました。その間、ずっと順風満帆だったわけではなく、トラブルや失敗に数限りなく直面してきております。だからこそ、基板にまつわるトラブルを事前に回避するためのスキルと、納品後の調達しやすさまでを視野に入れた提案力が当社の強みとなりました。

 私は、仕事を持ち込んでくれた人、仕事がまとまるまで尽力してくれた人、そして当社も含めたあらゆる関係者が喜ぶ仕事をし、人として成長していくことが、周囲の人たちの幸せにつながると考えています。

 これからもテクノサーキット株式会社は、協力会社様やお客様、社会、そして身近な人たちから寄せられた信頼に応えるよう、事業に取り組んでまいります。

代表取締役社長 廣瀬 玄卓